『鬼棲むところ 朱川湊人著 光文社 ¥1800』今昔物語集などの鬼にまつわる説話を著者流に脚色した怪異短編集。全8話。伊勢物語を題材にした「鬼一口」では高貴な姫と駆け落ちした男が。「鬼の乳房」では好きな女と暮らすために母親を捨てようとした男が。「…
『大阪怪談人斬り 田辺青蛙著 竹書房 ¥680』大阪各地にひそむさまざまな逸話を集めた実話怪談集第二弾。前作『大阪怪談』に引き続き歴史実話や伝承などの収集力がすごい。参考文献一覧もユニークで、郷土研究書・大学やローカルな市役所出版物・小説家の記…
『今ひとたびの、和泉式部 諸田玲子著 集英社 ¥1700』天才的に情感あふれる秀歌をそれこそ息をするように次々と詠む歌人って、宮廷社会の憧れの的としてもてはやされ、大変なステイタスがあるんだと感心しました。実務能力よりも、別次元の芸術的センスを持…
ちょっと離れたスーパーに仏像フィギュアのガシャポンが置いてあるのを昨日発見し、欲しかった迦楼羅(かるら)仏像を手に入れました。すごくうれしい。 ガシャポンの大人買いを数年ぶりにしてしまいました。以前必死になったのなんだったっけ、と自分のブロ…
『忌談3 福澤徹三著 角川ホラー文庫 ¥640』久しぶりに『忌談』3巻めを読んだ。このシリーズは著者の怪談本の中でも相当読後感が悪いというか気分悪くなるくらいの後味というか(褒めてるつもり)、第1巻を読んだ時、「こんな風変りな実話怪談あるんや」と非…
『関西怪談 田辺青蛙著 竹書房 ¥650』関西、といってもほぼ大阪と京都の土地のまつわる話や伝承。著者の生活圏で取材したり見聞きした話ばかり。京都大阪って掘っても掘っても因縁めいた伝承話が尽きることなくわいてくるなあと感心する。ご当地怪談は読み…
近鉄百貨店橿原店に鎌倉紅谷『クルミっ子』が来るという情報を聞き、本日うきうきと行ってきました。百貨店は10時開店、特設売り場に行ったのは10時半。なのにもう売り切れてた(唖然)!大人気クルミっ子。公式ショップと同じ価格(5個¥891)。GW期間中毎…
『平安朝の事件簿 繁田信一著 文春新書 ¥880』記録に残る、王朝びと(主に下級貴族以下)の殺人や強盗、汚職などを具体的な事例をもとに紹介した本。記録に残してくれたのは藤原公任。私撰の宮廷儀式書『北山抄』の下書きを描く際に、彼が検非違使別当時代…