『鈴なり星』の雑記

こちらは『鈴なり星』の平安時代物語や創作小説以外のブログです

天理市自慢の刀根柿でスイーツを堪能する

 

天理市の萱生町(かようちょう)にて奈良県立大学と地元かよ柿出荷組合コラボの、刀根(とね)柿イベントがあったので行ってきました。
萱生町はやや標高が高く、山の辺の道が横切る町。いたるところにみかんと柿の果樹畑が広がる見晴らしのどかな地域です。土や環境がみかんや柿作りにとても適しているんでしょう。この刀根柿はすごくみっしりした重厚な柿で、もともとは渋柿なんですが、すご腕の柿農家さんが渋を抜いたら甘くとろけるような美味しさになるのです。見目麗しく立派過ぎてそこらのスーパーでは地元民でも並んでるところをめったに見かけません。
そんな刀根柿をつかったスイーツをうきうきと食してきました。

みかんや柿がみっしりと実ってる風景。散策感で脳が超リラックス。

これははっさくかな。とても大きい柑橘果実がいっぱい実った果樹畑がずーっと続いてて、見てるだけで楽しい。農家さんたちが丹精込めて作ってる果樹たち、みんな輝いてる。

萱生町集荷場に到着。山の辺の道って日本で一番古い道なんですね。古代の国道1号線みたいなものかな。初めて知りました。
試食用の刀根柿をいただきました。歯ごたえパリッとしたややさっぱり系の味の柿が好きなんですが、食べた刀根柿は歯ごたえありなのに熟し始めたころのぽってりした甘さもあり、すごく美味しいです。

 

刀根柿のパフェ。柿の甘さを引き立たせるためにかホイップクリームもチョコケーキも甘さとても控えめ。メロンのタネみたいなのはポン菓子かな。これがサクサクカリカリした食感でとても美味しいです。柿ピューレ、柿ダイス、柿ゼリーっぽいのも丁寧に手作りされた感たっぷりで全部美味しかった。

初めての焼き柿。砂糖一切使ってないのにこの甘さ。
トマトも焼けば健康効果が高まるそうですが、焼いた柿がこんなに濃厚なトロットロの甘々になるなんて、しかも皮まで食べられるなんて。スプーン付いてたけど途中から手づかみして皮ごと食べました。バターで甘じょっぱ系なのも美味しいけど、なくてもぜんぜん美味しいと思います。ネットで検索するとトースターでじっくり加熱すれば美味しい焼き柿ができるそうな。今度絶対試してみる。