『鈴なり星』の雑記

こちらは『鈴なり星』の平安時代物語や創作小説以外のブログです

赤い皮のじゃがいもシェリー

 


ちょっと離れたスーパーの地場産コーナーに珍しいジャガイモが売っていました。
フランス原産のじゃがいも・シェリー。
新ジャガイモだし赤皮系だし安いしこれはぜひ味わわねば。
「スープ、揚げ物に最適」と書いてあるので今晩ポトフにして、明日の朝食用にポテトサラダを作ります。

 

表面はツルツル。陶器みたいにヒンヤリ冷たい感じでツヤツヤしています。生のジャガイモなのに切れ味やわらか、包丁の刃が抵抗なくスッと入ります。赤い皮で中身は普通の黄色です。

最初はポテトサラダ。新じゃがなので赤い皮を取らずに大きめの角切りで茹でました。
切った時、緑色の部分がまあまあ見えたんですが、気にしないことにして作成。

 

見た目まるで茄子。皮を生かしてできるだけつぶさずにマヨネーズ等と混ぜました。
味見すると食感はふつうのじゃがいもと一緒。緑色の部分を取り除かなかったせいで、えぐみで喉がややヒリヒリするというおまけつき(自己責任)。

次はポトフ。皮むいて半分に切り、他の野菜や肉と一緒にゆでて味付けして終わり。
こちらの方はオススメ調理法だけあって、とても美味しかったです。箸を入れてもぜんぜん煮崩れないし粉っぽくもなってないし、食感ほくほくネットリ。ポテトサラダと違って個性ある一品になりました。

今回作ったポテトサラダはじゃがいもの皮も楽しみたいので、つぶさずにマヨと塩とオリーブオイルで和えました。普段は柔らかくゆでて熱いうちに少量の牛乳でマッシュしたり、顆粒だしでマッシュとか…なんて偉そうに言うほど手作りしてるわけじゃなく、ほとんど惣菜買ってます。
スーパーのポテトサラダ美味しいよね。各スーパーで個性あるよね。
数日前、ジジイが親子連れにイヤミほざいてたハッシュタグ見たけど、ああいうジジイは家で妻に「オイ!」って言ってる感覚で、従業員にも「オイ!」ってえらそうにモノ聞く奴に違いないよ。
ジャガイモ茹でてる間にキュウリやハム切りたいけど、生のジャガイモは毒あるからジャガイモ切ったまな板を一度洗わないとキュウリ切れないし、カリカリベーコン入れようと思ったらフライパン要るしボウルにざるに(以下略)終わった頃にはけっこうな数の調理器具が洗いかごに積まれてる。
ジジイはマッシュポテトの粉末にお湯いれたらお終いやろって思ってるんだろうけど、それだって牛乳混ぜたりバター入れてみたり、いろいろだっつーの。
ジジイの言った「ポテトサラダぐらい」の「ぐらい」に、どんな作業工程を想定しているのかジジイに問い詰めたいわ。
下ごしらえも後片付けも地味に時間かかるのがポテトサラダ。
だから美味しいポテトサラダが偶然出来た時は、謎の達成感や充実感にじわじわ満たされます。

先日コウケンテツ氏の動画を見ながらポテトサラダつくったんですが、水に砂糖を入れてじゃがいも投入、ボウル使わずナベで和えるという手順見てビックリ。指示どおり作ってみましたが、出来上がりの美味しさや後片付けのラクさにちょっと感動してしまいました。