『鈴なり星』の雑記

こちらは『鈴なり星』の平安時代物語や創作小説以外のブログです

信貴山朝護孫子寺 その2

前回に引き続き信貴山参拝の話です。

先月1月16日(日)付け朝日新聞で、朝護孫子寺滋賀県の老舗菓子メーカー「たねや」さんのコラボ銘菓で、
「寶(たから)かさねふくみ天平(てんびん)」
というお菓子が地域限定で販売され出したという記事を見、これはぜひとも買わねば!と出かけて行ったのが本音。もちろん信貴山の空気を堪能したいし虎ポストは見たいし、しかし参拝第一の目的はこのお菓子を購入すること。何せその記事によると、境内含む朝護孫子寺近辺10カ所限定の販売なうえ、売り切れては何度も入荷待ちという人気ぶりだとか。ネット販売ももちろんなし。
次の入荷が1月17日(月)と新聞にあったので、18日にいそいそと出かけてゲット。
うれしいいい(歓喜)。

毘沙門天の御使いムカデ…包装紙のインパクトすっごい。黒と黄色の警戒色だけで出来てます。

 


かつてムカデがお菓子の包装紙のデザインに使われたことあったでしょうか。
いや、多分ない。
菓子箱のフタもムカデ仕様。徹底してる。


通常販売の「ふくみ天平」とは違い、もなかではなくてサブレです。一個のカロリーなかなかどっしりです。


お菓子はこちら。


黒いサブレはココアではなく炭末色素。味はプレーンと同じ。
サブレの表面がひし形の連続模様ですが、これもムカデをモチーフにしているとかで、ほんと徹底してる。

通常販売の「ふくみ天平」と同様、食べる時に自分であんをはさむタイプですが、通常のもなかタイプとは違い、こちらはサブレ。このサブレが甘さ控えめなかんじなのにバターがこっくりしっとりしてて、とても美味しいんですよ。中身のあんは、もち米と小豆あんの部分が分かれています。この黒糖風味あんもさっぱりした水ようかんのようでとても美味しいです。

このお菓子「寶かさねふくみ天平」は同寺で祈祷を受けています。
毘沙門天さまからのありがたいお下がりを戴く気分です。ああ幸せ。
食べ終わった後はお菓子箱の中に宝くじとか置いておこうかな。