『鈴なり星』の雑記

こちらは『鈴なり星』の平安時代物語や創作小説以外のブログです

京都・マンガミュージアム行ってきました

昨日、京都・マンガミュージアムに行ってきました。
ビジネス街のど真ん中に美しくレトロな色あいに改装した元小学校。もっと派手派手しい箱モノを想像してたので、京都人のセンスの良さにちょっと感心しました。
何かくやしい。田舎モノの奈良人にはないセンスかも。

マンガの壁から取り出した本、本当にどこで読んでもいいんですね。廊下の床(厚めの一枚板でよく手入れされて気持ちいい!)に体育すわりしたり、外の芝生に座って読んだり。ああなんかとっても自由だわ~。
トイレもとても清潔。外国人を含むたくさんの老若男女が、みんなこの公共の建物をそれは大事に利用しているのがよくわかります。
1970年~の雑誌がズラーッと陳列されてて圧巻でした。『LALA』のロゴなつかしー!とか超眼福。週刊マーガレットで毎週掲載されてた『ベルサイユのばら』の表紙が超華麗。当時の小中学生女子全員の魂、きっとわし掴みされたでしょうね。大人女子の当方でさえ、コミックス全巻大事に持ってましたもん。
萩尾望都のファンなので、たいがいの作品は読んだつもりでしたが、傑作集『アロイス』は知らなかった。同収録「温室」も美しい。たまらん。萩尾望都ファンなら『アロイス』を読めた感動わかっていただけるでしょうか。
一巻しか持ってない星野之宣『ブルーホール』も続きを読めてとても満足。何もかも満足。
マンガばっかりで疲れてウトウトするかも、と思ったけどそんなヒマまったくなし。

街角の市の掲示板に貼ってあった京都市消防局のポスター。


仁王さんが迫力ある睨みをきかせてます。とっても京都らしい~。
「みんなで文化財を火災からまもろう」
と書いてあったかな。