『鈴なり星』の雑記

こちらは『鈴なり星』の平安時代物語や創作小説以外のブログです

ナンシー関で平安のお姫さまを考えてみた


2ちゃんスレの話題をブログで書くのはすごく抵抗あるのですが、ナンシー関のスレがあまりにも懐かしいネタで盛り上がっていたので。
話題は、『谷亮子の出馬を15年も前にコラムで予言していたナンシー関』でした。文庫本はほとんど持ってるので急いでひもとき「おおお~そういやこんなんあったあった」と久しぶりにじっくり読み返すひとときを持ったのですが、そのスレの中でものすごい秀逸なコピペがあり、ちょっと泣きそうになりました。




そんなわけで、急死である。いきなり誰のことかと思えば、なんと私だ。
いやー、参ったね。まさか自分が死ぬことになろうとは。
それにしても、これほど意外でありながら必然性を兼ね備える急死が他にあろうか。
私の急死にはツッコミどころが多過ぎる。その9割5分はデブ関係だが。
思えば年末進行の最中に思い切りリンパを腫らした。あれは 私のニブい体が、最後に発したSOSだったのかもしれない。
見た目に目立つようなこともなかったし、ついつい軽視してしまったのがいけない。
元々輪郭なんてあってないような顔立ちだったもんな。いや、私のことだが。
 
やり残したことなんて、そもそも余力が全力だった私にとって、あると言えばいくらでもあるが、ないと言ってしまえば1個もないのだ。
週に何度も、私はオチを考えて生きて来た。これはもちろん書き物の中での話だが。森繁より先に逝ってしまうことをもって、私の人生のオチとしたい。
先に逝くことが勝ちなのか負けなのかはおいといて。




誰だこんな泣ける文章考えたのは。
ナンシー関のものの見方や書く文章のファンで、ああこんないろんな視点でものを見られたらなーと、その文章や言葉の選び方に感心したものでした。今でもおかしな著名人がTVをにぎわすたび、「ああナンシーにこいつのことを書いてもらいたい」と思うことが多々あります。
そんなふうにナンシーを恋しく思う人がたくさんいると思うけど、このコピペはそんなナンシーファンをほぼ全員うならせると…本人が書いたみたい。とくに森繁の使い方なんて。

大事に持っとこう、このコピペ。

それでこの話題のいったい何が平安のお姫さまにつながるかというと、ナンシー関の死因て、虚血性心不全だったんですね。太りすぎ&運動不足&栄養過多の3コンボで100m先の焼肉屋に行くのも歩けなくてタクシー拾ったとか。そういや亡くなった直後に雑誌でそんな記事を見たような気がする。ちょっと歩いただけで息切れとか、ただの風邪から高熱とか。座りっぱなしの超運動不足と偏食は、本当に身体に悪いことを体現したナンシー関
ここらへんが平安貴族のお姫さまと似ていると思うんですよ。いやお姫さまカルビばっかり食べてたわけじゃなくて、むしろ当時の食生活を考えて偏食&栄養失調気味だったと思われます。
座りっぱなしの超運動不足で、貴族女性も100m歩けないかも。なんでもないちょっとした風邪をすぐこじらせる貴族も多かったかもしれない。虚血性心不全で亡くなる貴族女性って多かったんじゃないかなあ。
ナンシー関の死因・虚血性心不全の原因などを検索してみますと、平安貴族女性の生活(上記の3コンボと精神的ストレス)そのものが、心臓のポンプを弱らせる原因をつくった気がしてなりません。