ChatGPTが月間1億人ユーザーをわずか2か月で達成ですってよ。ドン引きするほどの成長ですよね。あまりにも速すぎるので各機関が人類の今後を心配しだすほど。
あるしきい値(変化が起こる境界値)を超えると、もう元に戻れない。そんな『大転換点』を気づかないうちに通り過ぎちゃって、スマホ依存以上に人類がAIに骨抜きになったらどうしよう。ホーガンが1979年に発表した『未来の二つの顔』という超面白いハードSFがあるのですが、本当にそんな未来が来るのかも、と心配してしまう。
そんな前置きしつつ、さっそく自分もChatGPTのアカウントを取得して、AIにお願いしてみました。
「枕草子」という言葉を使った文章をAIが考えたらどんな感じになるのかな?
その時のスクショがこちら。
高っ!AIのレベル高っっ!!
一問目で単に枕草子と藤原斉信と書いただけなのに、枕草子が平安時代の随筆文学だって知ってるみたいだし!貴族のリアルな日常や風俗が描かれていることも知ってるし、斉信の政治手腕と答えたあたり、一条朝の四納言をすでに知ってるかも。
二問目はもう少し形容詞を追加して、
「平安時代の随筆文学」
「主要キャラでイケメン貴族」
「愉快な題名」
などもAIにお願いしたら、スクショのような何とも魅力的なタイトルがずらり。
こんな目次の本を見かけたら即買いするわ。
とまあ、AIのハイレベルさをちょっとだけのぞいてみただけなんですが、感想としてはあれですね、質問者側の質問力が問われるなあと思います。
単に、
「藤原斉信と枕草子という言葉を使って題名を作って」
と書けば、
「藤原斉信と枕草子の世界」
と答えるかもしれないけど、セレブ貴公子藤原斉信だのクスっと笑えるタイトルだのと具体的に指定していけば、どんどんステキな返事を引き出せるかもしれないなあと思った次第です。