『鈴なり星』の雑記

こちらは『鈴なり星』の平安時代物語や創作小説以外のブログです

東大寺の大仏池を歩く

ガマンの3連休が叫ばれていますが、県内の散歩感覚のお出かけならいいよね、お昼過ぎに家に帰って自宅で食事すればきっと問題ないよね、青空天井の奈良公園なら何の問題もないよね、ということで東大寺正倉院横にある大仏池を散策してきました。

今回は東大寺には立ち寄らず大仏池のみ。テレビのローカルニュースで、大仏池は観光客がまばらで意外にも穴場という情報を得たからです。

奈良公園周辺は修学旅行の団体が見当たらないだけで、けっこう混んでました。天気いいし風は気持ちいいし、人力車は活気づいてるし、知名度高い釜飯屋も高速で有名な餅屋も人だかりすごいし、外国人もそこそこ歩いてるし(在住?)、トランク転がしてる観光客もたくさん。

幼児とシカ以外はみんなきちんとマスクしてる。個人個人で防御してるんだから青空天井の奈良公園散策くらい楽しみたい。


春日大社の参道を通って、クロモジの幹の洞からニョッキリ生えてる竹を眺めて、東大寺に向かいました。


鹿の角切りを免れたのか、シュッとした角のシカ発見。枝分かれしてない細い角なので、若い少年シカ?

 


東大寺は人がすごかったけど、戒壇院への道あたりから人が急にまばらになりました。池を渡る風にイチョウ葉がけっこうな音を立ててパラパラと散っています。池のさざ波がきれい。大仏池の日の当たる場所にたくさん(といっても数十人程度)人が座っていて、花見のようにランチしている家族もいれば、大仏池の紅葉をスケッチしたり水彩画描いたり。楽しそうに過ごしてる人たちを眺めてるとこちらも楽しくなります。

 

 


紅葉ももちろん美しいですが、水面に映る逆さ紅葉も本当にきれい。
大仏殿の屋根と若草山も見えます。京都のような華やかさはないけど、この神さびた感じがとても好きです。


お食事中のシラサギ?ゆっくりゆっくり歩きつつ、時々もの凄い素早さで水中に顔を突っ込んでました。

 


まさかの鹿と紅葉が撮れるとは。
敷き詰められたイチョウ葉の上に日の光が差し込む中を歩く鹿もすごく神々しいです。

やっぱ心のビタミンとか心の潤いって必要だと思うんですよ。
「3密」も「5つの場面」も守ったつもり。
これで後の2日は自宅でおとなしくできます。