『鈴なり星』の雑記

こちらは『鈴なり星』の平安時代物語や創作小説以外のブログです

ブラックペパーミントのティー

 




先日購入したブラックペパーミントの苗がここ3、4日の急な気温の上昇に伴って定着、わき芽も元気よく付き出してきました。で、摘心がてらハーブティーをつくることに。毎度のことですが初めての品種の初めての一杯めは心がはしゃぎます。


目立って伸びている3本を切り、いつもと同様ブチブチっと葉をむしり取り、コーヒーサーバーに入れて熱湯バッシャー。4,5分たてば出来上がりです。


はちみつを溶かし込んだような美しい金色のブラックペパーミントティーの出来上がりです。
香りはそれほどでもないのですが、口の中が清涼感でいっぱいに。
熱いハーブティーなのに喉の粘膜がスースーひんやりします。熱さと冷たさを同時に味わうとても不思議な感覚。濃厚な清涼感というか、歯磨き粉のクリアクリーンエクストラフレッシュを水に溶かして飲んだらこんな感じ?みたいな。
今まで飲んだミントのハーブティーの中で一番の清涼感でした。

 

りんご・ピンクレディ

 


近所のスーパーオークワでピンクレディと言うリンゴを購入しました。
地方のスーパーなのに、行くたび何かしらのハッと目を引く新しいものが入荷されてて、仕事ですさんだ心をときめかせてくれる。ありがとうオークワさん。

さっそく、心ときめいたピンクレディ4個入り498円を購入。
どれどれ、長野県産でさわやかな酸味が特徴とな。

リンゴのお尻を嗅ぐと、甘酸っぱいとてもキュートな香りでボジョレーヌーボーのよう。オーストラリア原産のリンゴで、日本のリンゴにはちょっとない若々しい感じの甘酸っぱさです。日本のリンゴより一回り小さいし、小動物系のキュートで元気な女子中学生ってイメージ。言い過ぎか。
皮むきもかなり固く、食感もパキィッ!となかなかの歯ごたえ。甘い香りとしっかりした酸味がとても美味しかったです。おそらく一回のみの入荷でしょう。ラッキーでした。

バレンタインチョコ2022

毎年恒例のバレンタインデー。
今年は朗報がありまして、なんと、
『義理チョコ取りやめ』
だったのです(歓喜)。
通達が根回しされたわけじゃないのですが、「オミクロンが」「チョコ購入で出歩いて感染なんかヤダ」「そもそもいつも半数リモートじゃん」というさわさわした声を何日も続け、当日義理チョコを置く、という悪しき慣行が今年とうとう途絶えたのです。
もうずっとこれで行ってほしい。コロナ後のニューノーマルは超少人数の家族葬と義理チョコ廃止。

ですが自分チョコは別。毎年恒例の自分チョコ探しに今年も行ってまいりました。
ちょっと前にTVで、
「今年のトレンドはお酒の入ったチョコレート」
みたいなことを言ってたので、

 


の二つを購入。

上はモロゾフのコーヒーボンボン。ルワンダ産コーヒー豆抽出液とアイリッシュウイスキーブレンドしたコーヒーラボオリジナルのボンボン。
下はゴンチャロフの洋酒ボトル。赤ワインと白ワインはどちらも辛口。飲んだことのないお酒もいっぱいあるからとても楽しみ。洋酒チョコはジュレのようなドロっとした中身より、さらさらの液体状が好き。コーヒーボンボンひとつ食べてみたら、さらさら液状で甘くてとても良い香りでした。他のも美味しいだろうなーカミュとかレミーマルタンとか飲んだことない。ああ楽しみ。

信貴山朝護孫子寺 その2

前回に引き続き信貴山参拝の話です。

先月1月16日(日)付け朝日新聞で、朝護孫子寺滋賀県の老舗菓子メーカー「たねや」さんのコラボ銘菓で、
「寶(たから)かさねふくみ天平(てんびん)」
というお菓子が地域限定で販売され出したという記事を見、これはぜひとも買わねば!と出かけて行ったのが本音。もちろん信貴山の空気を堪能したいし虎ポストは見たいし、しかし参拝第一の目的はこのお菓子を購入すること。何せその記事によると、境内含む朝護孫子寺近辺10カ所限定の販売なうえ、売り切れては何度も入荷待ちという人気ぶりだとか。ネット販売ももちろんなし。
次の入荷が1月17日(月)と新聞にあったので、18日にいそいそと出かけてゲット。
うれしいいい(歓喜)。

毘沙門天の御使いムカデ…包装紙のインパクトすっごい。黒と黄色の警戒色だけで出来てます。

 


かつてムカデがお菓子の包装紙のデザインに使われたことあったでしょうか。
いや、多分ない。
菓子箱のフタもムカデ仕様。徹底してる。


通常販売の「ふくみ天平」とは違い、もなかではなくてサブレです。一個のカロリーなかなかどっしりです。


お菓子はこちら。


黒いサブレはココアではなく炭末色素。味はプレーンと同じ。
サブレの表面がひし形の連続模様ですが、これもムカデをモチーフにしているとかで、ほんと徹底してる。

通常販売の「ふくみ天平」と同様、食べる時に自分であんをはさむタイプですが、通常のもなかタイプとは違い、こちらはサブレ。このサブレが甘さ控えめなかんじなのにバターがこっくりしっとりしてて、とても美味しいんですよ。中身のあんは、もち米と小豆あんの部分が分かれています。この黒糖風味あんもさっぱりした水ようかんのようでとても美味しいです。

このお菓子「寶かさねふくみ天平」は同寺で祈祷を受けています。
毘沙門天さまからのありがたいお下がりを戴く気分です。ああ幸せ。
食べ終わった後はお菓子箱の中に宝くじとか置いておこうかな。

味噌バターカレー牛乳どら焼き

 


近所のスーパーの東北フェアでびっくりなどら焼きを買いました。
まだまだ知らない食べ物が、狭い日本にはいっぱいあるんだなーとしみじみ思いながら買いました。「味噌バターカレー牛乳」なんてかなりの文字数なのに、縦横比をしっくりいい感じのデザインに仕立ててあるのすごいな。
裏はこんな感じ。


手亡豆に牛乳、バター、カレールウ、味噌。
白あんにカレーグラタンソース+隠し味の味噌みたいな味と予想。


あんの白い層はバター+牛乳かな。その他のあん部分はカレーと味噌か。真ん中のうっすらとしたスジはどっちだ。鼻を近づけると、どら焼きの皮はみたらし団子のタレの甘じょっぱい良い匂い、あんはマイルドなカレーの香り。

実食してもやはり圧倒的にカレーの勝ち。ですがカレーパンのあんとはまったく違う。スパイシーさは無し。和菓子にカレー使う発想すごいな。甘い白あんにカレー混ぜ込んで完全にスイーツになってる。ふるさと食品コンクールで青森県知事賞獲得したスイーツって、当時の知事もきっとユニークな発想を喜ぶ人だったんだろうな、と青森県自体に好感持ってしまう奈良県民なのでした。

薬師寺の梅干し

 


昨年の12/9(木)の朝日新聞で、
「奈良の薬師寺が境内で収穫された梅干しを販売」
という記事を読み、年末に行ってきました。

境内に植えられている梅のうち古城、鶯宿梅、白加賀という品種の実が毎年700㎏ほど収穫されて関係団体に配られているそうなのですが、二年前に和歌山県の梅干し製造業者さんに依頼し、試作を重ね、参拝者向けの梅干しが完成したというのです。
販売されている梅干しはヒマラヤ岩塩を使った白干し(600円)、無農薬赤しそを使ったしそ漬け(600円)、奥熊野産はちみつを使ったハチミツ漬け(2100円)の3種類。

薬師寺の境内で日々聞こえるお経で育ったありがたい梅の実をいただけるなんて、本当うれしい。さっそく参拝し、東僧坊(売店)で白干しとしそ漬けを購入しました。


裏返すと実はこんなかんじ。名刺は購入時に手渡されたもので、この薬師寺の梅干しを作られた「和秀」という業者さんのものです。
梅干し大好き。お弁当に必ず一つ入れています。薬師寺の梅干しは特別な梅干し。大事に味を楽しんで食べたいです。
で、一粒ずつ食べてみました。
南高梅のような大きくぽってりした果肉ではなく、どちらも乾燥気味。白干しは表面に塩の細かな結晶ができそうなくらいのドライさです。果肉もキュッと締まってしっかりとした弾力があり、柔らかい感じではありません。すごく美味しい。古城、鶯宿梅、白加賀のどの品種なのかはわかりませんが、しょっぱくて梅の良さがギュッと濃縮された、とても歯ざわりの良い梅干しです。

これらの梅干しは、納め薬師寺縁日にあたる12/8の法要にご本尊に供えられたそうなので、衆生へのお下がりをいただくつもりでありがたく味わって食べたいと思います。

コオロギせんべい



コオロギせんべい、アピタで遭遇しました。
普通に他の袋菓子と同様のたたずまいで並んでいて、驚くほど何の特別感もなく売っていました。お値段158円。
大冒険する気持ちで購入。

 

 

おお、食用コオロギの黒い粉末が点々と。
原型とどめていないとは言え、初めての昆虫。
最初のひと口が精神的にかなり高いカベです。
このカベを乗り越えれば、新しい世界が見えるのか。
かなり大げさですが、そんな風に思いつつ口に入れました。

普通に美味しい!
食感も何もかも、大漁えびとかえび満月と同じ美味しさ。
ザクザクと歯ごたえ良く、とても香ばしいです。
製造メーカーのかとう製菓さんは、HP拝見するとご当地お菓子が多いようです。
ご当地お菓子はインパクト強いパッケージデザインでそそられるものばかり。
黒いコオロギ粉末を3倍増しにして、濃厚コオロギせんべいとして販売してもらってもきっと美味しいと思う。

 

栗かもめの玉子

 


近所のスーパーで秋スイーツフェアやってて、栗かもめの玉子を見つけました。
「栗かもめの玉子 爽籟(そうらい)」。
岩手県のさいとう製菓さんの秋限定かもめの玉子です。
3個入800円。ちょっと高いけど即買いです。

2年前だったか、同じく秋限定「かもめの玉子ぶどう味」が売っていて、翌日午前中に買いに行ったらすでに完売という非常に悔しい思い出があるのです。アレは本当悔しかった、なんで見かけた時カゴに入れなかったんだろ。甘かった。みんなよく知ってるんだ、美味しい人気商品に次の日購入なんてないと言う事を。

ということでうきうきしながら実食。


渋皮付きの栗が丸ごと一個入った秋限定のかもめの玉子
外のチョココーティングはつるつる、なかの白あんはほろほろと柔らかくくずれ、栗の甘露煮はしっとりして甘さ控えめな感じ。
美味しくてニコニコしてしまう。

さいとう製菓さんのURLはこちらですが有名すぎますよね。
季節限定かな?りんごフェアやってる。
ぐぬぬ美味しそう。