『鈴なり星』の雑記

こちらは『鈴なり星』の平安時代物語や創作小説以外のブログです

『水辺の怪談』

『水辺の怪談 つり人社出版部編 ¥1089』一般人の釣りマニア18人が体験した怪談集。一般人の投稿とは思えない素晴らしい文章で、恐ろしさがジワジワと伝わってきます。出版にあたってもちろん校正かけてるでしょうが、プロの実話怪談作家に全くひけを取らな…

『信州怪談』

『信州怪談 丸山政也著 竹書房 ¥680』長野県に特化した実話怪談集。現代に起きた怪談はもちろん、民話や伝説など幅広く掲載。伝説といってもファンタジー系ではなく、確かにそこで何かが起きたという痕跡が残っている話が多数掲載されています。山岳系の怪…

ChatGPTでAIが考える枕草子とは?

ChatGPTが月間1億人ユーザーをわずか2か月で達成ですってよ。ドン引きするほどの成長ですよね。あまりにも速すぎるので各機関が人類の今後を心配しだすほど。あるしきい値(変化が起こる境界値)を超えると、もう元に戻れない。そんな『大転換点』を気づかな…

柿の葉ずし平宗でジビエカレー

天理市にある柿の葉ずし平宗・本社工場前に併設されている店舗「平宗・便利館」でジビエカレーをいただきました。販売店舗内にある、見た目がイートイン的なお食事スペースですがとても清潔で気持ち良い場所です。 お目当てはこのジビエカレー。 深めの大皿…

冬季限定・絶品な酒粕ラーメンを食べる

お昼ごはんは奈良県田原本町にあるハナヤマZさんで「冬季限定・酒粕鯛だしらーめん」をいただきました。 このお店は鯛だしベースのスープが美味しいことで有名なのですが、この鯛出汁に奈良の地酒「風の森」の酒粕を加えた酒粕スープ、絶品な美味しさでした…

『怪談実話コロシアム 群雄割拠の上方篇』

『怪談実話コロシアム 群雄割拠の上方篇 幽編集部編 MF文庫ダ・ウィンチ¥590』怪談専門誌『幽』と『冥』の「怪談コロシアム」というコーナーに掲載された作品を書籍化したものに中山市朗氏の書下ろしを加えたものです。まず装丁がユニーク。悟りの丸窓から…

ジャガイモ「インカのめざめ」がすんごく美味しい

インカのめざめというじゃがいもが売られていました。レアな名前の野菜を見つけるのって楽しい。濃黄色で舌触りなめらか、栗のような食味ってワクワクしてしまう。ネット検索すると、もともとアンデス地方でお祝い行事の時に食べられていた特別おいしいジャ…

『紫式部の恋』読みました

『紫式部の恋 近藤富枝著 河出文庫¥780』紫式部の推し活始めて数十年、おはようからおやすみまで彼女の暮らしを見つめ続けて数十年。それくらい紫式部の人となりに言及した濃厚な内容です。大学教授でゴリゴリの古典文学研究者かと思いきや、文部省からNHK…

平城宮跡で開催中「平城のとよほき」行ってきました

奈良県平城宮いざない館で開催中のイベント「平城のとよほき」あいにくの雨模様でしたが楽しんで来ました。「とよほき」とは「豊祝ぎ」とよほぐ、という意味。館内入ってすぐ、花鈿(かでん)という鮮やかな紅色のポイントメイクを額にしてもらい、雨の朱雀…

お絵描きばりぐっどくんがハイテク過ぎて

AI画家”Stable Diffusion”を使ったLINEツール、『お絵描きばりぐっどくん』すごいツールですねー。LINEで気軽に文字を打ち込むだけで使えるのがすごい。高性能AI画像に自分が指示した結果を、数秒で体験(?)できるのがすごい。すぐに使えてすぐに楽しめる…

漫画『豆腐百珍 百番勝負』

『豆腐百珍百番勝負 花福こざる著 イーストプレス社¥1102』江戸時代に豆腐料理を数多く紹介し「豆腐百珍」をエッセイ漫画にした本。一話一品、百珍メニューすべておいしく?作って食べています。時期的に手に入らない木の芽は粉山椒でとか、入手できない調…

『怪の手形』

『怪の手形 吉田悠軌著 竹書房文庫¥650』異次元に足を踏み入れたような話「道に迷ってしまって」「小峰峠」、メリーさん系「イタズラ電話」「なにしてるの」、学校の怪談系「123のピエロ」「ダンディー先生」などなど、都市伝説が好きな人にはオススメな話…

「和紙と綿棒が織りなす百人一首八センチの世界」展

東大寺総合文化センターで開催中の作品展「和紙と綿棒が織りなす百人一首八センチの世界」を堪能してきました。 地下の小ホールにて展示中です。部屋には薫香の素晴らしい香りがただよい、入室した途端に気分はもう平安時代。じっくり堪能してると「撮影いい…

岩手のリンゴ・紅ロマン

初めて見かけたリンゴ・紅ロマンがめちゃ美味しい。今は毎日サンつがるを食べていますが、ふわっと軽い食感でおだやかな甘さのサンつがるに比べて、この紅ロマンはみっしりと重く、パリッとした固い食感、強い甘みもギュッとした酸味も際立っていてとても個…

フローズンヨーグルトにハマり続けてます

今週のお題「冷やしヨーグルト」 シャーベット状に凍らせたヨーグルト、常食しています。フルーツ系ヨーグルトなら何でも良いわけでなく、この明治ブルガリアヨーグルト「ブルーベリー&4種の味わいベリー」一択のみ。いろんなヨーグルト試してみたけど、冷…

「恋空」という名の極早生リンゴ

「夏あかり」の次は「恋空」。極早生りんごがリレーのように出回り始めました。貯蔵リンゴやニュージーランド産リンゴも十分美味しいけど、フレッシュな国産リンゴがスーパーに入荷すると、「季節進んだなー」とテンション上がります。 「恋空」というリンゴ…

『平安ガールフレンズ』

『平安ガールフレンズ 酒井順子著 角川書店¥1500』清少納言、紫式部、藤原道綱母、菅原孝標女、和泉式部。授業で必ず習う平安ビッグネーム5人の女性作家の人間像を、超等身大かつ超今風に書いてみた、という本です。知性やウィットを披露し、「いいね!」と…

益田ミリさんのエッセイが好き

朝日新聞朝刊の益田ミリさんのエッセイ「オトナになった女子たちへ」、隔週の金曜日とても楽しく読んでいます。おだやかな日常の風景をちょっとお笑い要素含ませて書いておられるのですが、時々ハッと驚くステキなフレーズを見かけるのです。本日のエッセイ…

小ぶりな可愛いりんご「夏あかり」

スーパーで「夏あかり」というリンゴを見つけました。一年中リンゴ食べてる自分にとって、真夏の端境期に貯蔵じゃないフレッシュなリンゴを見つけられてとてもうれしい。普通のリンゴより一回り小さいサイズなのも、気軽に食べれるかんじでうれしい。キズや…

法隆寺クラウドファンディングが終了しました

昨日(8/2)の朝日新聞朝刊の奈良地域ページに、法隆寺クラウドファンディングの終了の報告と、大野正法執事長のお礼コメントの記事がありました。『1.5億円超の支援 法隆寺CF終了』法隆寺WEBサイトによると、延べ7453人から1億5697万5千円が集まったそうです…

レモン味爽やか「レモン餃子」食べました

近所のスーパーで中国・四国フェアやっていて購入したレモン餃子。レモンの味する餃子。うひゃーそそられる。柑橘果汁たっぷりのポン酢で食べる餃子とどう違うんだろうか。これは食べて確認しなければ。裏の原材料見ると、 レモンミンチってなんだろう。フジ…

二軍Tシャツが一軍に昇格する時

今週のお題「二軍のTシャツ」そもそも一軍認定しているTシャツが二軍に比べて圧倒的に少ない。2枚くらい。我ながらびっくり。お出かけ用一軍Tシャツ着る機会自体がそんなにないので、生地が良く型崩れしてない一軍Tシャツは、だいたいタンスの中で眠ったまま…

黄色のサクランボと紅秀峰

gooブログからの引っ越し作業がほぼ終了しました。これからはてなの片隅で、日々のことなどだらだらと書いていきますが、どうぞよろしく。 黄色のサクランボと紅秀峰というサクランボをスーパーで購入しました。おつとめ品なので軸がやや古びてしまっていま…

丸亀製麺にて麺職人の麺を味わう

今日お昼ごはんを食べに最寄りの丸亀製麺に行ったところ、通常の白服仕様でない制服の方が麺打ち作業をしておられました。紺色の帽子に紺色の襟、同じく紺色の袖口に紺色のエプロン。通常スタッフは大きめの白い名札にひらがな表記の名前なのに、輝く銀バッ…

『酔 怪』

『酔怪 加藤一編著 竹書房文庫 ¥650』夜の酒場に集まる客やそこで働く人々の目撃談、お供え物の酒にまつわる怪談、酒を使った奇妙な儀式などなど、お酒とそれに絡んだ人々の恐怖短編集。怪談作家が怪異を体験した人に取材する時、酒の席を設けて話を聞く、…

りんご・ロイヤルガラ

ロイヤルガラというリンゴがスーパーに並んでいたので買いました。日本産以外のリンゴって、みな小ぶりで可愛い。このロイヤルガラも150gに満たない大きさ。オレンジ色に真っ赤な縦線がたくさん入り、ホントそそられるルックスしてます。 ネットではツヤツヤ…

『怪談与太話』

『怪談与太話 伊計翼著 イカロス出版 ¥1204』全国で怪談を蒐集し続けるヘンな団体「怪談社」が贈る新感覚の怪談×爆笑エッセイ!すいません、死んだ嫁が化けて出るんで、今夜はドロンで(オビより引用)。死んだ嫁がどうのこうのは本文とはまったく関係なく…

『紫式部すまいを語る』

『紫式部すまいを語る 西和夫著 TOTO出版¥1800』王朝文学を通して、平安時代の建築を建築史家が解説した本。TOTO出版とか初めて知った。トイレットペーパー型の川柳集「トイレ川柳大賞」とかめちゃ欲しい。王朝文学の随所に出てくる、日本人が古来より持っ…

『事故物件に住んでみた!』

『事故物件に住んでみた! 森史之助著 彩図社 ¥590』「自殺対策白書」などの政府の統計を読み解くと、日本では年間5000件以上の自殺による事故物件が誕生している(本書発行2012年時)。住んでいたアパートが取り壊しに遭い、自宅を追い出された著者は、家賃…

鎮宅霊符神社&御霊神社

先日、朝の情報番組『シューイチ』で狛犬マニアの人が、「奈良県の鎮宅霊符神社に笑う狛犬がいる」と語っているのを聞き、行ってまいりました。ならまちは迷路。枝分かれしまくりだし路地裏より狭い道だし。スマホや案内板を何度も確認しなければたどり着け…